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第七章

健康の必要条件



要約と導入


1.

はじめに
p.77

健康の必要条件とは、自然界の状態からズレすぎてしまった自身のライフスタイルを元の自然界の状態に戻していくこととも言えます。

現代人のライフスタイルは多様化・複雑化しているため、一体何が自然界の状態からズレてしまっているのかは、人によって全く異なります。

そのため、本当は、しなければならないことも個人個人で違うはずです。

本来は、何がズレているのかも、どうズレを修正していくのかも、自分自身で自由に考えていくものです。


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2.

データを根拠にしない理由
p.78 - 80

ライフスタイルの改善に関して述べていくことになるわけですが、できるだけデータを引用することは控えています。

何かを説明する際には、科学的な根拠を用いることで、読者を安心・納得させることができます。

しかし、科学的に証明された根拠やデータが、ある日突然、間違いでした、と言われることはよくあることです。

過去の情報は間違っており、最新の研究では〇〇が正しい、という様に言われたりもします。

時代とともに、何が正しいのかということは変わっていくものです。

では、どうすれば、より真理に近いものにたどり着くことができるのでしょうか。


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3.

運動 ― 動物は、動くもの。
p.81 - 84

自然の中で生活するのであれば、狩りをしたり、天敵から逃げたり、餌場を変えるために移動したり、何らかの運動を必ず求められることになります。

動物が必ずしていることというのは、健康の条件として外すことができないとも言えます。

なぜなら、運動を毎日するということを前提にして、身体の全ての機能は進化・発達してきていると考えられるからです。

では、なぜ、運動しないと体に悪影響が出てくるのでしょうか。


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4.

食事 ― 命そのものを食べる。
p.85 - 93

私たちは、一体何を食べているでしょうか。

自然界の動物たちと同じ様に、肉や魚、野菜や果物などを食べていますが、その他にも自分たちの手で加工したものもたくさん食べています。

そもそも、カラダは、人間が加工した食品を食べても健康で病気にならない様に進化してきたのでしょうか。

本来は、自然界に存在する他の生物の命そのものを体内に取り込むことを前提に進化してはいないでしょうか。

もし、カラダに補給している燃料が間違っているのであるとすれば、様々な問題が生じてもおかしくは無いのかもしれません。


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5.

睡眠 ― 危険が無いから眠れる。
p.94 - 100

自然界において、リラックスして、ぐっすりと眠ることができない状況というのは、何かしらの危険を感じている時ではないでしょうか。

例えば、天敵に寝込みを襲われている時に、眠る動物はいないはずです。周囲の危険が回避されてから眠るはずです。

一方、建築物の中で眠る現代人においては、自然界における様な危険リスクは存在していないはずです。

しかし、リラックスできずに眠れないということは、現代人特有の何かしらの危険リスクが存在していると考えることもできます。

では、現代人の睡眠を邪魔している危険リスクとは一体何なのでしょうか。


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6.

自然環境 ― 過酷な環境が生命を強くする。
p.101 - 103

生命の体は、いい意味でも悪い意味でも、自身が置かれた環境に適応しようとします。

なまぬるい環境では弱くなるし、厳しい環境では強くなります。

狩りをしたり…、敵から逃げたり…、弱肉強食の自然界を生き抜くことは非常に厳しいことであり、それは自然界の過酷な環境の一側面でもあります。

実は、自然界で乗り越えなければならない過酷さとは、それだけではありません。

自然界の動物が、人間よりも遥かに高い生命力を持つのは一体なぜなのでしょうか。


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このように、本章では、「健康の必要条件」について深く考えていきます。




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