対策としては、不安の元となっている原因を取り除くことができれば一番いいわけですが、現代人の抱える不安や悩みは、そう簡単に解決できるものではないのではないでしょうか。
社会の構造的な問題や、自分の力では影響を及ぼすことができずに、どうしようもない状況であるからこそ悩んでいる場合もあるのではないでしょうか。
根本的な問題を解決できないのであれば、不安や悩み事を考えないなどの精神的なコントロールをすればいいとも言えます。
しかし、それも非常に難しいことです。
理屈で前向きに考えるように意識していても、ふとした瞬間に気づいたら悩み事を考えてしまうのは、人間の本能的な思考でもあります。
人間は、将来の危険を予測・想定する本能的な思考ができたからこそ、様々な将来の危険を回避し生き延びることができたと言えます。
つまり、人間は、本能的に、どうしても不安や悩みを考えてしまう生き物であるとも言えます。
結局、睡眠の対策としては、2つ考えられます。
1つ目は、解決することが難しい自身の不安や悩みの元になっている原因を、解決が難しいとしても、何とか解決する方向へ自分で向かっていくということ。
2つ目は、寝る前に、いかにリラックスした状態に体をもっていくのか、ということになるのではないでしょうか。
1つ目の対策は根本的解決策であり、2つ目の対策は応急処置になるとも言えます。
ただ、先にも述べているように、不安や悩みの原因を解決する根本的解決は非常に難しく時間もかかります。
そのため、応急処置によって何とかしのぎながら、根本解決も並行して行っていかなければならないのかもしれません。
根本的解決策に関しては一度置いておいて、応急処置(カラダをリラックスさせること)に関して、もう少し考えたいと思います。
リラックスする方法としては、世間でもたくさん提案されています。
例えば、運動、ストレッチ、マッサージ…など。
他にも、癒される音楽を聴くとか、家族や友人に悩みを話す…など、自分がリラックスできることであるのなら、どんな方法でもいいと言えます。
ただ、自然界とのズレという観点で考えた場合に、どんな方法がいいのでしょうか。
未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。
The Medical Future - Self-Care Medicine - / Copyright © John S. Doe All Rights Reserved.
目次( p. 1 - 158 )
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まえがき
p. 1 -
医師が病を治すのではなく、カラダが病を治す。
p. 4 - 5 -
なぜ、薬が病気を治すと信じる世界になったのか?
p. 6 - 8 -
今、本来の概念に戻す時が来ている。
p. 9 - 11 -
病気を治せる薬は存在しない。
p. 13 - 15 -
薬を飲み続けても病気は治らない。
p. 16 - 17 -
病気が治るのを薬が邪魔することもある。
p. 18 - 20 -
薬は様々なリスクを伴う。
p. 21 - 23 -
現代医療の本質とは何か?
p. 25 - 27 -
現代医療の真意は、病気を止めること。
p. 28 - 29 -
現代医療とは、あくまでも病気を治すサポート。
p. 30 - 31 -
カラダをいじればいじるほど問題が起きる。
p. 33 - 35 -
あと、どれだけの薬を作り続けなければならないのか?
p. 36 - 38 -
医療が発展しないジレンマ。
p. 39 - 41 -
病気とは、異物。
p. 44 - 47 -
病気とは、体内システムの異常。
p. 48 - 50 -
病気とは、体の許容オーバー。
p. 51 - 52 -
なぜ、人は病気になるのか?
p. 53 - 54 -
問題の本質を解決するということ。
p. 56 - 57 -
自然界の状態に戻すということ。
p. 58 - 60 -
当たり前のことをするということ。
p. 61 - 63 -
世界最高のテクノロジーとは何か?
p. 65 - 67 -
人のもつ力が未来の医療を変える。
p. 68 - 70 -
未来のテクノロジーとは、概念そのもの。
p. 71 - 74 -
はじめに
p. 77 -
データを根拠にしない理由
p. 78 - 80 -
運動 ― 動物は、動くもの。
p. 81 - 84 -
食事 ― 命そのものを食べる。
p. 85 - 93 -
睡眠 ― 危険が無いから眠れる。
p. 94 - 100 -
自然環境 ― 過酷な環境が生命を強くする。
p. 101 - 103 -
病気になる最大の理由
p. 105 - 107 -
ストレスとは何か?
p. 108 - 112 -
ストレスと、どう向き合うべきか?
p. 113 - 132 -
はじめに【重要】
p. 135 -
第一節 いかにして戦わずに勝つか。
p. 136 -
第二節 勝つ意思のある者が勝つ。
p. 137 - 138 -
第三節 強い相手だと思ったら、戦わない。
p. 139 - 140 -
第四節 守りを固めて待つ。
p. 141 - 142 -
第五節 病気になった理由を考える。
p. 143 - 145 -
第六節 肩の力を抜いて、気楽に。
p. 146 -
第七節 治療をする場合は、一瞬で。
p. 147 -
第八節 ほんの少しの治療で止める。
p. 148 -
第九節 病気に止めを刺さない。
p. 149 -
第十節 病気と仲間になる。
p. 150 -
第十一節 治療をするか迷ったら。
p. 151 - 154 -
自分の病気を治すための最善の方法
p. 156 -
さいごに
p. 157 - 158
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