人によって数えきれないほどの病気の種類は存在します。
まず大別するとしたら、先天性なのか後天性の病気なのかに分けることができます。
先天性の病気とは、遺伝や生まれ持った体の構造上の問題など、生まれつきの要因によって引き起こされる病気です。
しかし、多くの人は、基本的には健康な状態で生まれ、その後の生活の中で病気になっていきます。
現代人を悩ますほとんどの病気というのは、後天性のものであると言えるのかもしれません。
多くの病気は、後天性の要因が大きいため、当然全員が病気になるわけではなく、病気にならない人もいます。
現代は病気になる人が多いため、まるで病気になる事が当たり前のような時代です。
しかし、病気にならずに健康で一生を終えることは特別な事なのでしょうか。
むしろ、病気になる事の方が特別な事なのではないでしょうか。
病気にならない人がいるように、本来のカラダの機能が正常に働くことができていれば、人間は病気にならない生き物であるのかもしれません。
病気のメカニズムや、体の機能を理解すればするほど、そのような考えに至るのは当然であると思うほどに、人間のカラダは優れたシステムをもっています。
病気にならない人の理由を、先天的に病気になりにくい能力をもっている、というように捉えることもできます。
生まれつき病気になりやすい人と、生まれつき病気にならない人が一定の割合で存在する…。
もし、そうであるならば、病気になる人の数は、いつの時代においても、人口に対して一定の割合でなければなりません。
しかし、現代において病気になる人の割合がどんどん増え続けているということは、その要因が先天的なものではなく、やはり後天的なものであるということを物語っているのではないでしょうか。
未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。
The Medical Future - Self-Care Medicine - / Copyright © John S. Doe All Rights Reserved.
目次( p. 1 - 158 )
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まえがき
p. 1 -
医師が病を治すのではなく、カラダが病を治す。
p. 4 - 5 -
なぜ、薬が病気を治すと信じる世界になったのか?
p. 6 - 8 -
今、本来の概念に戻す時が来ている。
p. 9 - 11 -
病気を治せる薬は存在しない。
p. 13 - 15 -
薬を飲み続けても病気は治らない。
p. 16 - 17 -
病気が治るのを薬が邪魔することもある。
p. 18 - 20 -
薬は様々なリスクを伴う。
p. 21 - 23 -
現代医療の本質とは何か?
p. 25 - 27 -
現代医療の真意は、病気を止めること。
p. 28 - 29 -
現代医療とは、あくまでも病気を治すサポート。
p. 30 - 31 -
カラダをいじればいじるほど問題が起きる。
p. 33 - 35 -
あと、どれだけの薬を作り続けなければならないのか?
p. 36 - 38 -
医療が発展しないジレンマ。
p. 39 - 41 -
病気とは、異物。
p. 44 - 47 -
病気とは、体内システムの異常。
p. 48 - 50 -
病気とは、体の許容オーバー。
p. 51 - 52 -
なぜ、人は病気になるのか?
p. 53 - 54 -
問題の本質を解決するということ。
p. 56 - 57 -
自然界の状態に戻すということ。
p. 58 - 60 -
当たり前のことをするということ。
p. 61 - 63 -
世界最高のテクノロジーとは何か?
p. 65 - 67 -
人のもつ力が未来の医療を変える。
p. 68 - 70 -
未来のテクノロジーとは、概念そのもの。
p. 71 - 74 -
はじめに
p. 77 -
データを根拠にしない理由
p. 78 - 80 -
運動 ― 動物は、動くもの。
p. 81 - 84 -
食事 ― 命そのものを食べる。
p. 85 - 93 -
睡眠 ― 危険が無いから眠れる。
p. 94 - 100 -
自然環境 ― 過酷な環境が生命を強くする。
p. 101 - 103 -
病気になる最大の理由
p. 105 - 107 -
ストレスとは何か?
p. 108 - 112 -
ストレスと、どう向き合うべきか?
p. 113 - 132 -
はじめに【重要】
p. 135 -
第一節 いかにして戦わずに勝つか。
p. 136 -
第二節 勝つ意思のある者が勝つ。
p. 137 - 138 -
第三節 強い相手だと思ったら、戦わない。
p. 139 - 140 -
第四節 守りを固めて待つ。
p. 141 - 142 -
第五節 病気になった理由を考える。
p. 143 - 145 -
第六節 肩の力を抜いて、気楽に。
p. 146 -
第七節 治療をする場合は、一瞬で。
p. 147 -
第八節 ほんの少しの治療で止める。
p. 148 -
第九節 病気に止めを刺さない。
p. 149 -
第十節 病気と仲間になる。
p. 150 -
第十一節 治療をするか迷ったら。
p. 151 - 154 -
自分の病気を治すための最善の方法
p. 156 -
さいごに
p. 157 - 158
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