世の中には様々な病気がありますが、現在の医療によって既に高い確率で治すことのできる病気も存在します。
そのような場合は、現状の治療法を用いて病気を治すべきであると言えます。
人間のカラダがよく理解できていなくても、結果的に治すことができるのであれば、その方法を使った方がいいのではないでしょうか。
逆に、薬や手術をしたくないからといって、自分の力で治そうとすれば、場合によっては失敗してしまう可能性もあります。
例えば、家が火事になっていたとして、消防車を呼んで水をかけてもらえば火を消せるのであれば、消防車の力に頼ったほうがいいと言えます。
多少は家が燃え、水浸しになってしまうかもしれませんが、全焼は避けられます。
最悪の状況を回避できるため、まだ取り返しがつくとも言えます。
一方、消防車を呼ばずに自分で水をかけて火を消そうとすれば、止めきれずに全焼してしまうかもしれません。
家がすべて燃えきってしまった後では、修復できずに取り返しがつかなくなってしまいます。
病気になってしまったら、まずは医師の診断を受け、問題を解決できる方法があるのなら、その治療を行うべきではないでしょうか。
無理に現代医療を拒む必要性も無いのではないでしょうか。
また、すでに大きなデメリットも無く上手く治せる病気に関しては、あえて議論する必要性も無いとも言えます。
問題になるのは、現状の治療法によって、治すのが難しかったり、治療を繰り返しても何度も再発したりしてしまうタイプの病気ではないでしょうか。
ここからは、現代医療によって治すのが難しい病気に対して、どのように闘っていくのか、ということを述べていきます。
治すのが難しいということは、その病気を解決するための正解を、まだ人類は見つけることができていないということになります。
もちろん、以下に述べていることも決して唯一の正解ではなく、一つの考え方に過ぎません。
そして、長々と文章を綴っていきますが、本章で言いたいことも、たった一つです。
それは、現代医療で治すのが難しい病気の場合は、「生活習慣を正し、必要以上にカラダをいじらなければ、病気に負けることは少ない」ということだけです。
未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。
The Medical Future - Self-Care Medicine - / Copyright © John S. Doe All Rights Reserved.
目次( p. 1 - 158 )
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まえがき
p. 1 -
医師が病を治すのではなく、カラダが病を治す。
p. 4 - 5 -
なぜ、薬が病気を治すと信じる世界になったのか?
p. 6 - 8 -
今、本来の概念に戻す時が来ている。
p. 9 - 11 -
病気を治せる薬は存在しない。
p. 13 - 15 -
薬を飲み続けても病気は治らない。
p. 16 - 17 -
病気が治るのを薬が邪魔することもある。
p. 18 - 20 -
薬は様々なリスクを伴う。
p. 21 - 23 -
現代医療の本質とは何か?
p. 25 - 27 -
現代医療の真意は、病気を止めること。
p. 28 - 29 -
現代医療とは、あくまでも病気を治すサポート。
p. 30 - 31 -
カラダをいじればいじるほど問題が起きる。
p. 33 - 35 -
あと、どれだけの薬を作り続けなければならないのか?
p. 36 - 38 -
医療が発展しないジレンマ。
p. 39 - 41 -
病気とは、異物。
p. 44 - 47 -
病気とは、体内システムの異常。
p. 48 - 50 -
病気とは、体の許容オーバー。
p. 51 - 52 -
なぜ、人は病気になるのか?
p. 53 - 54 -
問題の本質を解決するということ。
p. 56 - 57 -
自然界の状態に戻すということ。
p. 58 - 60 -
当たり前のことをするということ。
p. 61 - 63 -
世界最高のテクノロジーとは何か?
p. 65 - 67 -
人のもつ力が未来の医療を変える。
p. 68 - 70 -
未来のテクノロジーとは、概念そのもの。
p. 71 - 74 -
はじめに
p. 77 -
データを根拠にしない理由
p. 78 - 80 -
運動 ― 動物は、動くもの。
p. 81 - 84 -
食事 ― 命そのものを食べる。
p. 85 - 93 -
睡眠 ― 危険が無いから眠れる。
p. 94 - 100 -
自然環境 ― 過酷な環境が生命を強くする。
p. 101 - 103 -
病気になる最大の理由
p. 105 - 107 -
ストレスとは何か?
p. 108 - 112 -
ストレスと、どう向き合うべきか?
p. 113 - 132 -
はじめに【重要】
p. 135 -
第一節 いかにして戦わずに勝つか。
p. 136 -
第二節 勝つ意思のある者が勝つ。
p. 137 - 138 -
第三節 強い相手だと思ったら、戦わない。
p. 139 - 140 -
第四節 守りを固めて待つ。
p. 141 - 142 -
第五節 病気になった理由を考える。
p. 143 - 145 -
第六節 肩の力を抜いて、気楽に。
p. 146 -
第七節 治療をする場合は、一瞬で。
p. 147 -
第八節 ほんの少しの治療で止める。
p. 148 -
第九節 病気に止めを刺さない。
p. 149 -
第十節 病気と仲間になる。
p. 150 -
第十一節 治療をするか迷ったら。
p. 151 - 154 -
自分の病気を治すための最善の方法
p. 156 -
さいごに
p. 157 - 158
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