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まえがき

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あなたは、現状の医療に対して、悩みや疑問を抱いたことがないでしょうか。

  • なぜ、副作用の大きな薬を飲まなければならないのか?
  • なぜ、大切な体を切除しなければならないのか?
  • なぜ、再発を繰り返すのか?
  • 本当に、つらく苦しい思いをしなければ病気は治せないのか?

このような悩みや疑問に対する答えを導くための、一つのアイデア(考え)を記すことを本書は目指しています。

「未来の医療の本質は、技術ではなく思想そのものにある」

未来の医療というと、画期的な新薬や治療法などのテクノロジーをイメージされる人も多いと思います。

しかし、本書では、もっと遠い先の未来に確立されるであろう医療のカタチについて述べています。

そして、その医療自体が確立されるまで待つ必要性はなく、今すぐに、誰でも自身のカラダに施すことができるものです。

つまり、未来の医療とは、既存概念の転換そのものを指します。

あなたが、すべてを読み終えた後に、未来の医療は始まる。

そうなるように願いを込めて書いています。

内容としては、現代医療の真意や問題点、その解決策となる未来のテクノロジー。

そして、病気を治すために必要な戦術と、病気との闘いに負けないための戦略について記してあります。

今の時代、知りたい情報(知識)は山のように手にすることができます。

しかし、情報量が多すぎて何を信じればいいのかわからず、基準となる考え方(智慧:ちえ)が必要な時代でもあります。

本書では、最先端の情報を提供するのではなく、時代や状況に左右されることのない本質的な概念に迫っています。

「こうすべきである」ということを述べたいのではなく、最終的に自分で判断するための一つの材料として自身の中に取り入れてもらいたいことについて書いています。

取り入れるのも、取り入れないことも、それは自由であり自分自身の選択です。

人により状況や思考は異なります。

自分の判断で物事を考え、自分なりの考えをもつことや、自分なりの正解を見つけ出すことが最も大切なことではないでしょうか。

▼本書は医学上の専門的なアドバイスを与えているわけではありません。

また、患者が独自の方法で病気を治療しようとすることを勧めているものでもありません。

現在の医療を極端に拒否することは筆者の意図するところではありません。

本書の目的は、病気を治すという目標に向かって読者が医師と互いに協力し、より良い結果を出すために役立つこと、そのための一つの考え方を提供することです。

病気になった様々な人が、自身の問題を解決するための参考にしていただければ幸いです。

もちろん、今は病気ではない人が、もしもの時のために事前の準備として参考にしていただくこともできます。




未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。

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