海や山など、雄大な自然の光景を目にすると、気分が落ち着いたりします。
また、実際に森林浴などによって、静かな自然の中で新鮮な空気を吸うと、とても気分がいいと感じた経験はないでしょうか。
気分が落ち込んだりした時に、自然を求めて旅行するという人も少なくはないのではないでしょうか。
人々が自然を求めるのは、日々のストレスから一時的に解放され、リラックスしたいと思うからなのかもしれません。
また、人間も本来は自然の中で生活していたため、本能的に自然を求めているとも言えます。
自然に触れることで、心も体もリラックスできる理由が科学的に幾つも証明されたりもします。
いずれにしても、自然という環境は、体にとって良い効果を与えていることは多くの人が納得できるのではないでしょうか。
つまり、自然界の動物は、常に体に良い効果を与える環境の中に身を置いているとも言えます。
逆に人間はどうでしょうか。
人工物で大地を固めた都市において、建築物の中に住んでいます。
いつの間にか、ほとんど自然に触れることのない環境に身を置いているとも言えます。
常に自然の中に身を置いている動物と、たまに自然に触れる人間。
この両者には、大きな違いがあるとは言えないでしょうか。
人間が身を置いている生活環境が、自然界のものとは大きくズレてしまっているとは言えないでしょうか。
本来の自然界のライフスタイルからズレれば、ズレるほど、人間のカラダには問題が生じるため、本来の状態から離れすぎた今現在の生活環境そのものも、健康を維持する上で大きな要因となっていると考えるのが自然です。
自然環境というものが、人間の心と体の緊張状態を緩和し、リラックスさせる効果があるということを先に述べました。
しかし、リラックスさせる効果というのは、自然環境がもたらす良い影響の一つに過ぎず、他にも多くの効果があると言えます。
例えば、自然環境というのは、高い生命力を維持するための一つの要因にもなっています。
自然界に生きる動物というのは、人間に比べ、はるかに高い生命力をもっています。
その理由は、動物は自然界での生存競争の中で強制的(実際には無意識)に運動を強いられていること、体にとってふさわしい食事をしていること、十分な睡眠をとっていること、そして人間社会特有のストレスを受けていないことなどが挙げられます。
しかし、それだけではなく、自然環境そのものも、高い生命力の源になっています。
未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。
The Medical Future - Self-Care Medicine - / Copyright © John S. Doe All Rights Reserved.
目次( p. 1 - 158 )
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まえがき
p. 1 -
医師が病を治すのではなく、カラダが病を治す。
p. 4 - 5 -
なぜ、薬が病気を治すと信じる世界になったのか?
p. 6 - 8 -
今、本来の概念に戻す時が来ている。
p. 9 - 11 -
病気を治せる薬は存在しない。
p. 13 - 15 -
薬を飲み続けても病気は治らない。
p. 16 - 17 -
病気が治るのを薬が邪魔することもある。
p. 18 - 20 -
薬は様々なリスクを伴う。
p. 21 - 23 -
現代医療の本質とは何か?
p. 25 - 27 -
現代医療の真意は、病気を止めること。
p. 28 - 29 -
現代医療とは、あくまでも病気を治すサポート。
p. 30 - 31 -
カラダをいじればいじるほど問題が起きる。
p. 33 - 35 -
あと、どれだけの薬を作り続けなければならないのか?
p. 36 - 38 -
医療が発展しないジレンマ。
p. 39 - 41 -
病気とは、異物。
p. 44 - 47 -
病気とは、体内システムの異常。
p. 48 - 50 -
病気とは、体の許容オーバー。
p. 51 - 52 -
なぜ、人は病気になるのか?
p. 53 - 54 -
問題の本質を解決するということ。
p. 56 - 57 -
自然界の状態に戻すということ。
p. 58 - 60 -
当たり前のことをするということ。
p. 61 - 63 -
世界最高のテクノロジーとは何か?
p. 65 - 67 -
人のもつ力が未来の医療を変える。
p. 68 - 70 -
未来のテクノロジーとは、概念そのもの。
p. 71 - 74 -
はじめに
p. 77 -
データを根拠にしない理由
p. 78 - 80 -
運動 ― 動物は、動くもの。
p. 81 - 84 -
食事 ― 命そのものを食べる。
p. 85 - 93 -
睡眠 ― 危険が無いから眠れる。
p. 94 - 100 -
自然環境 ― 過酷な環境が生命を強くする。
p. 101 - 103 -
病気になる最大の理由
p. 105 - 107 -
ストレスとは何か?
p. 108 - 112 -
ストレスと、どう向き合うべきか?
p. 113 - 132 -
はじめに【重要】
p. 135 -
第一節 いかにして戦わずに勝つか。
p. 136 -
第二節 勝つ意思のある者が勝つ。
p. 137 - 138 -
第三節 強い相手だと思ったら、戦わない。
p. 139 - 140 -
第四節 守りを固めて待つ。
p. 141 - 142 -
第五節 病気になった理由を考える。
p. 143 - 145 -
第六節 肩の力を抜いて、気楽に。
p. 146 -
第七節 治療をする場合は、一瞬で。
p. 147 -
第八節 ほんの少しの治療で止める。
p. 148 -
第九節 病気に止めを刺さない。
p. 149 -
第十節 病気と仲間になる。
p. 150 -
第十一節 治療をするか迷ったら。
p. 151 - 154 -
自分の病気を治すための最善の方法
p. 156 -
さいごに
p. 157 - 158
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