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第五章

病気を治すとは、
どういうことか?



要約と導入


1.

問題の本質を解決するということ。
p.56 - 57

薬や手術をしさえすれば病気は治るのでしょうか。

もちろん、それで治ってしまう病気もあります。ただ、そのような病気に関しては誰も困ってはいないとも言えます。

問題になるのは、治療をしたのに治せなかったり、治ったと思ったのに再発を繰り返す病気ではないでしょうか。

このような現代人を悩ましている病気を治すために必要なこととは、一体何なのでしょうか。

本当の意味での必要な治療というのは、医療が提供できるものなのでしょうか。


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2.

自然界の状態に戻すということ。
p.58 - 60

自然界で生きる動物を、動物園の中で、病気にならずに健康的に飼うことは、とても難しい事です。

動物園において、元住んでいた環境(ライフスタイル)を擬似的に再現してあげるから、何とか飼育することができるとも言えます。

これは、動物の一つである人間も例外ではありません。

自然界と全く異なる生活環境では、体のシステムを正常に保つことができないのかもしれません。

自然界と人間社会のライフスタイルのズレを修正する必要があるのではないでしょうか。

では、そのズレとは一体何なのでしょうか。


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3.

当たり前のことをするということ。
p.61 - 63

健康を維持するためには、健康的なライフスタイル(運動・食事・睡眠・ストレス発散)が重要であると言えます。

もはや、誰でも知っているような当たり前のことではないでしょうか。

しかし、現代社会で、この当たり前のことをするということが最も難しいとも言えます。

多くの人が病気になっているということは、いかに健康的なライフスタイルを送ることが難しいのかを物語っています。

そして、「健康的なライフスタイルが、病気を治すということと同義である」ということを本当に理解している人はどれだけいるでしょうか。

運動や食事を気を付けたからといって病気が治るわけではない、と思う人もいるかもしれません。

なぜ、私たちは、特別な治療をしなければ病気が治らないと思っているのでしょうか。


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このように、本章では、「病気を治すとは、どういうことか?」について深く考えていきます。




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