現代医療は、病院に行って病気は治すもの…。
製薬会社が薬を作り、医師は患者を薬で治す…。
手術をし、カラダをいじることで病気を治す…。
といったように、多くのことが既に決まっています。
これらは、人類が多くの選択の結果、たどり着いたシステムとも呼べるものです。
社会に構築されてしまったシステムは、急激に変化させることができません。
壁にぶつかっている現状を打破するためには、「人間の手で病気を治す」という概念から、「人間のカラダが病気を治す」という概念に切り替えるというのも一つの方法なわけですが、そのためには社会のシステム自体を大きく変えなければならないということになります。
もはや、ただ単純に概念を変えればいいというだけの話ではなくなっています。
誰も不利益を被らず、誰もが幸せになるのであれば、社会のシステムを変えてしまっても問題はありませんが、そうはいきません。
人間のカラダが病気を治すという概念に切り替えるということは、今ある薬を使う量が減ったり、できるだけ手術などの治療をしなくなったりするということになります。
それによって、医療を提供する側(病院や製薬会社など)は困ることになります。
同時に、医療システム自体によって生計を立てている人たちも困ることにもなります。
つまり、概念の変化とともに、それに沿うように社会のシステム自体も変化していく時間が必要になります。
ひずみが起こらないように、社会のシステム自体が自ら徐々に変化していかなければならないため、膨大な時間がかかります。
これまで医療が発展したのは、資本主義経済によって構築された現在の医療システムのおかげであるとも言えます。
しかし、築き上げてきた社会システム自体が医療の発展を大きく妨げることにもなります。
今の医療を変えることによって不利益を被るのであれば社会は当然反発し、今の状態を維持しようとします。
人間は、今ある状態から、そうではない状態への変化を嫌うものです。
これは、人間誰もが持っている身を守るための生存本能とも言えます。
誰が悪いわけでもなく、資本主義経済である以上、避けることができない側面であると言えます。
未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。
The Medical Future - Self-Care Medicine - / Copyright © John S. Doe All Rights Reserved.
目次( p. 1 - 158 )
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まえがき
p. 1 -
医師が病を治すのではなく、カラダが病を治す。
p. 4 - 5 -
なぜ、薬が病気を治すと信じる世界になったのか?
p. 6 - 8 -
今、本来の概念に戻す時が来ている。
p. 9 - 11 -
病気を治せる薬は存在しない。
p. 13 - 15 -
薬を飲み続けても病気は治らない。
p. 16 - 17 -
病気が治るのを薬が邪魔することもある。
p. 18 - 20 -
薬は様々なリスクを伴う。
p. 21 - 23 -
現代医療の本質とは何か?
p. 25 - 27 -
現代医療の真意は、病気を止めること。
p. 28 - 29 -
現代医療とは、あくまでも病気を治すサポート。
p. 30 - 31 -
カラダをいじればいじるほど問題が起きる。
p. 33 - 35 -
あと、どれだけの薬を作り続けなければならないのか?
p. 36 - 38 -
医療が発展しないジレンマ。
p. 39 - 41 -
病気とは、異物。
p. 44 - 47 -
病気とは、体内システムの異常。
p. 48 - 50 -
病気とは、体の許容オーバー。
p. 51 - 52 -
なぜ、人は病気になるのか?
p. 53 - 54 -
問題の本質を解決するということ。
p. 56 - 57 -
自然界の状態に戻すということ。
p. 58 - 60 -
当たり前のことをするということ。
p. 61 - 63 -
世界最高のテクノロジーとは何か?
p. 65 - 67 -
人のもつ力が未来の医療を変える。
p. 68 - 70 -
未来のテクノロジーとは、概念そのもの。
p. 71 - 74 -
はじめに
p. 77 -
データを根拠にしない理由
p. 78 - 80 -
運動 ― 動物は、動くもの。
p. 81 - 84 -
食事 ― 命そのものを食べる。
p. 85 - 93 -
睡眠 ― 危険が無いから眠れる。
p. 94 - 100 -
自然環境 ― 過酷な環境が生命を強くする。
p. 101 - 103 -
病気になる最大の理由
p. 105 - 107 -
ストレスとは何か?
p. 108 - 112 -
ストレスと、どう向き合うべきか?
p. 113 - 132 -
はじめに【重要】
p. 135 -
第一節 いかにして戦わずに勝つか。
p. 136 -
第二節 勝つ意思のある者が勝つ。
p. 137 - 138 -
第三節 強い相手だと思ったら、戦わない。
p. 139 - 140 -
第四節 守りを固めて待つ。
p. 141 - 142 -
第五節 病気になった理由を考える。
p. 143 - 145 -
第六節 肩の力を抜いて、気楽に。
p. 146 -
第七節 治療をする場合は、一瞬で。
p. 147 -
第八節 ほんの少しの治療で止める。
p. 148 -
第九節 病気に止めを刺さない。
p. 149 -
第十節 病気と仲間になる。
p. 150 -
第十一節 治療をするか迷ったら。
p. 151 - 154 -
自分の病気を治すための最善の方法
p. 156 -
さいごに
p. 157 - 158
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未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。
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