人類が作り続けてきた薬とは一体何なのでしょうか。
つらい症状は止めてくれるけれど、病気を治そうとするカラダの働きも止めてしまう。
早く治したいのに、病気が治るのを邪魔してしまっていることもある。
人類は何を作ろうとしているのでしょうか。
人類が作り出した薬は、病気を治すものではなく、病気の症状や進行を止めることで人のカラダが病気を治すのをサポートするためのものです。
薬を作り始めた当初の人々の願いというのは、「病気を治すことのできる魔法のようなものを作り出す」ということであったとも言えます。
ただ、見方を変えれば、その願いを叶えるものを人類は幾つも作り出したとも言えます。
薬を飲むことで、病気のつらい症状は一時的に止まります。
病気のつらい症状が無くなれば、人々は病気が治ったと思います。
実際には病気を治すものではなかったとしても、人々の中で病気を治すものであると認識して使っているのであれば、それは病気を治すものであると言えます。
人々は当初願っていたものを手にすることができているのかもしれません。
本人が正しいと思っていることが正しいものになる。
多くの人が正しいと思っていることが常識になる。
かつて地球が丸いとは誰も思ってはいませんでした、誰もが平らなものであると考えていました。
常識から逸脱した考え方は、いつの時代も否定されるものですが、いつも常識が正しいとは限らないことも歴史は証明しています。
みんなで正しいことを考えている時もあれば、みんなで間違ったことを考えている時もあります。
みんなで間違った考えをしている時は、後世から見れば間違っていたとしても、その時代においては間違いではない時もあります。
それが人類の繰り返してきた歴史ではないでしょうか。
もちろん、人類の生み出してきた薬そのものを否定しているわけではありません。
なぜなら、薬のサポートによって病気を治すことができる場合もあるからです。
ただ、現代の私たちが薬に対して抱いている感覚というのは、本当に正しいものなのでしょうか。
もしかしたら、少し誤解している部分もあるのかもしれません。
未来医療 人のもつ力が未来の医療を変える。
The Medical Future - Self-Care Medicine - / Copyright © John S. Doe All Rights Reserved.
目次( p. 1 - 158 )
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まえがき
p. 1 -
医師が病を治すのではなく、カラダが病を治す。
p. 4 - 5 -
なぜ、薬が病気を治すと信じる世界になったのか?
p. 6 - 8 -
今、本来の概念に戻す時が来ている。
p. 9 - 11 -
病気を治せる薬は存在しない。
p. 13 - 15 -
薬を飲み続けても病気は治らない。
p. 16 - 17 -
病気が治るのを薬が邪魔することもある。
p. 18 - 20 -
薬は様々なリスクを伴う。
p. 21 - 23 -
現代医療の本質とは何か?
p. 25 - 27 -
現代医療の真意は、病気を止めること。
p. 28 - 29 -
現代医療とは、あくまでも病気を治すサポート。
p. 30 - 31 -
カラダをいじればいじるほど問題が起きる。
p. 33 - 35 -
あと、どれだけの薬を作り続けなければならないのか?
p. 36 - 38 -
医療が発展しないジレンマ。
p. 39 - 41 -
病気とは、異物。
p. 44 - 47 -
病気とは、体内システムの異常。
p. 48 - 50 -
病気とは、体の許容オーバー。
p. 51 - 52 -
なぜ、人は病気になるのか?
p. 53 - 54 -
問題の本質を解決するということ。
p. 56 - 57 -
自然界の状態に戻すということ。
p. 58 - 60 -
当たり前のことをするということ。
p. 61 - 63 -
世界最高のテクノロジーとは何か?
p. 65 - 67 -
人のもつ力が未来の医療を変える。
p. 68 - 70 -
未来のテクノロジーとは、概念そのもの。
p. 71 - 74 -
はじめに
p. 77 -
データを根拠にしない理由
p. 78 - 80 -
運動 ― 動物は、動くもの。
p. 81 - 84 -
食事 ― 命そのものを食べる。
p. 85 - 93 -
睡眠 ― 危険が無いから眠れる。
p. 94 - 100 -
自然環境 ― 過酷な環境が生命を強くする。
p. 101 - 103 -
病気になる最大の理由
p. 105 - 107 -
ストレスとは何か?
p. 108 - 112 -
ストレスと、どう向き合うべきか?
p. 113 - 132 -
はじめに【重要】
p. 135 -
第一節 いかにして戦わずに勝つか。
p. 136 -
第二節 勝つ意思のある者が勝つ。
p. 137 - 138 -
第三節 強い相手だと思ったら、戦わない。
p. 139 - 140 -
第四節 守りを固めて待つ。
p. 141 - 142 -
第五節 病気になった理由を考える。
p. 143 - 145 -
第六節 肩の力を抜いて、気楽に。
p. 146 -
第七節 治療をする場合は、一瞬で。
p. 147 -
第八節 ほんの少しの治療で止める。
p. 148 -
第九節 病気に止めを刺さない。
p. 149 -
第十節 病気と仲間になる。
p. 150 -
第十一節 治療をするか迷ったら。
p. 151 - 154 -
自分の病気を治すための最善の方法
p. 156 -
さいごに
p. 157 - 158
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