分子構造
ソフィβ-グルカンは、β型のグルコースが鎖状に連なったβ-グルカンです。そして、β-1,3-結合を主鎖(赤玉)とし、 β-1,6-結合にて1分子のグルコース(青玉)を側鎖にもつβ-1,3-1,6-グルカンです。
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第二章| ソフィβ-グルカンのすべて
3. ソフィβ-グルカンの構造
01
ソフィβ-グルカンは、β型のグルコースが鎖状に連なったβ-グルカンです。そして、β-1,3-結合を主鎖(赤玉)とし、 β-1,6-結合にて1分子のグルコース(青玉)を側鎖にもつβ-1,3-1,6-グルカンです。
ソフィβ-グルカンは、鎖状にグルコースが長く連なったβ-1,3-1,6-グルカンですが、実際には棒のような構造ではなく、らせんを描いたような構造をしています。
ソフィβ-グルカンは、らせん構造をしていますが、1本1本のらせんが独立しているのではなく、3本のらせんが絡まり合い、3重らせん構造を形成しています。
ソフィβ-グルカンの3重らせん構造(側面)
ソフィβ-グルカンの3重らせん構造(上部)
ソフィβ-グルカンの3重らせん構造を上部から見た場合、上記のような六芒星のような形状をしています。赤、青、黄色は、3本のらせんの色分けを意味しています。
同じβ-1,3-1,6-グルカンに分類されるものでも、分子構造も違えば、実際の立体構造も異なります。
それによって、食物繊維としての機能性しか持たないβ-1,3-1,6-グルカンもあれば、免疫サポート機能もあわせもつβ-1,3-1,6-グルカン(BRMG)も存在します。
参考