BRMとは。
BRM(Biological Response Modifier)とは、医学用語で、生体応答調節療法という意味です。
宿主の免疫能を上げることによって、宿主自身の免疫システムの働きにより癌細胞あるいは感染体を殺す治療法です。人間の病気を治そうとする力を利用して病気を治そうとする治療法の一つです。
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第一章|β-グルカンのすべて
6. BRMGとは?
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BRM(Biological Response Modifier)とは、医学用語で、生体応答調節療法という意味です。
宿主の免疫能を上げることによって、宿主自身の免疫システムの働きにより癌細胞あるいは感染体を殺す治療法です。人間の病気を治そうとする力を利用して病気を治そうとする治療法の一つです。
BRMG(Biological Response Modifier Glucan)とは、生体応答調節物質グルカンという意味であり、造語です。
簡単に表現すれば、免疫をサポートする機能性が公的医療機関においてヒトで証明されたグルカンのことをBRMGといいます。
例えば、β-1,3-1,6-グルカンで言えば、シイタケ由来のレンチナンや、スエヒロタケ由来のシゾフィラン、黒酵母由来のソフィβ-グルカンがBRMGにあたります。いずれも医薬品にするための試験に合格したものです。
レンチナンとシゾフィランは医薬品です。ソフィβ-グルカンは、安全性が厚生労働省で確認されていたことから、医薬品にしない選択肢を与えられたもので健康食品に分類される特殊な成分です。
BRMGは、必ずβ-1,3-1,6-グルカンである必要はなく、それ以外のグルカンでも、ヒトで免疫をサポートできる機能性が証明されたものがあれば、それはBRMGと言えます。
同じβ-1,3-1,6グルカンに分類されるものでも、①食物繊維としての機能性しかもたないβ-1,3-1,6グルカンもあれば、②免疫をサポートできる機能性をあわせもったβ-1,3-1,6グルカンも存在します。
しかし、市場ではβ-1,3-1,6グルカンであれば、すべてが免疫をサポートできる成分であると誤解されている場合も少なくありません。
これまで、①と②を区別する言葉はありませんでした。そこで両者を明確に区別するために作られた言葉がBRMGです。
BRMGの一つであるソフィβ-グルカンの開発会社がBRMGという言葉を新たに提唱しました。