はじめに。
市場に存在する多くのβ-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)商品は、食物繊維としての機能性しか持たないβ-グルカンであり、免疫をサポートする機能性をもつβ-グルカン(BRMG)を製造するには膨大なコストがかかります、ソフィβ-グルカンは、このBRMGの製造コストを大幅に低減したものになります。
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第二章| ソフィβ-グルカンのすべて
5. ソフィβ-グルカンは他のβ-グルカンと何が違うのか?
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市場に存在する多くのβ-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)商品は、食物繊維としての機能性しか持たないβ-グルカンであり、免疫をサポートする機能性をもつβ-グルカン(BRMG)を製造するには膨大なコストがかかります、ソフィβ-グルカンは、このBRMGの製造コストを大幅に低減したものになります。
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例えば、BRMGの一つであるレンチナンは、シイタケから得られるβ-1,3-1,6-グルカンですが、1gあたり86,400円と高価なものであり、これは金の約17倍の価値に相当します。
※金のレートは時価です。BRMGについては、過去に市場で販売されていたシイタケ由来の商品をもとに算出しています。
BRMGの一つであるレンチナンと比較した場合は、約12分の1のコストで製造できます。
上記グラフは、国内他社メーカーから市販されていた信頼できる高品質なキノコ由来のBRMGと比較しています。
通常、食物繊維としてのβ-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)を、免疫をサポートする機能性をもったBRMGの状態にするためには、何段階もの非常に高度な抽出・精製工程を必要とします。
この高度な抽出・精製工程に膨大なコストがかかっていました。安全性と機能性を追求しようとすると、避けられない工程です。
※①凍結粉砕、②熱水抽出、③アルカリ抽出、④酵素反応、⑤化学処理(水溶性付加)、⑥薬品の除去、⑦不純物除去(異種タンパク質)
β-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)を熱水やアルカリ抽出した程度では、多糖やタンパク質などの余分なものが結合しており、体内の受容体に認識される形態ではありません。そのため、免疫をサポートすることができません。
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高度な抽出・精製のために膨大なコストをかけるのは、 β-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)を免疫をサポートできる純粋なβ-1,3-1,6-グルカン(BRMG)の形態にするためです。
ソフィβ-グルカンは、BRMGそのものを微生物の菌体外に産生させるため、すでにBRMGが単体で存在しており、コストのかかっていた抽出・精製をする必要がありません。そのため安価にBRMGを製造できます。
微生物(アウレオバシジウム)の菌株の種類により、産生されるBRMGの分子構造や機能性レベルは異なります。
日本においてはじめて微生物により産生されたBRMGがソフィβ-グルカンです。1977年にソフィβ-グルカンを産生する微生物がはじめて単離されます。
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市場ではこの微生物のこと黒酵母(アウレオバシジウム)と言いますが、黒酵母にも菌株によって種類があり、すべての黒酵母がBRMGを産生するわけではありません。