TOP > 成分情報 > β-グルカン解体真書

第二章| ソフィβ-グルカンのすべて

5. ソフィβ-グルカンは他のβ-グルカンと何が違うのか?

03

ソフィβ-グルカンは、厚生労働省で安全性の立証された唯一のβ-グルカン。


はじめに。

β-グルカン自体は、グルコースのみでできた食物繊維であり、安全なものですが、その製造工程によっては発がん性物質などの有害物質が濃縮される危険性も存在します。


厚生労働省が安全性を立証。

ソフィβ-グルカンは、アウレオバシジウム培養液ですが、アウレオバシジウム培養液は、厚生労働省の既存食品添加物としての認可を受けています。

既存添加物名簿収載品目リスト 番号1


一般食品よりも高い安全性。

一般食品の安全性のリスクの大きさを「普通」とすると、ソフィβ-グルカンのリスクの大きさは「極小」として分類されています。

ソフィβ-グルカンの安全性
ソフィβ-グルカンの安全性

国立医薬品食品衛生研究所資料  引用


厚生労働省で唯一認可されたβ-グルカン。

市場に存在するβ-グルカンの商品の中で厚生労働省が試験し、その安全性が認められたβ-グルカンは、ソフィβ-グルカンしかありません。


β-グルカンが安全だから、商品も安全とは限らない。

β-グルカンはブドウ糖でできた食物繊維であり安全なものであるため、市場にあるβ-グルカン商品はどれも安全であるかのように思われます。

しかし、通常のβ-グルカン商品は、原料であるキノコ類から抽出されるため発がん性物質などの有害物質も濃縮されるリスクを伴います。精製レベルの低い商品において、その危険性が厚生労働省において指摘されています。

アガリスク(カワリハラタケ)の一部の商品において、発がんを促進する作用が認められています。


ソフィβ-グルカンは、なぜ安全なのか。

発がん性物質が濃縮されるのは、β-グルカンを天然の原料から抽出するからです。原料自体はシイタケなどのキノコ類であり、普段食べる量では問題はありませんが、濃縮されるとなると話は変わってきます。

ソフィβ-グルカンは微生物(アウレオバシジウム:黒酵母)により産生させたβ-グルカンであり、そもそも発がん性物質の濃縮リスクのある抽出・精製の工程自体が存在しません。


厚生労働省で唯一認可された黒酵母。

市場ではアウレオバシジウムは黒酵母とも呼ばれますが、すべての黒酵母商品の安全性を厚生労働省は確認したのではなく、実際に試験されたのはソフィβ-グルカンだけです。

一般的に黒酵母の商品は安全だと言われていますが、それはソフィβ-グルカンの試験結果を引用し、同じ黒酵母(アウレオバシジウム属)の微生物だから安全であると謳われています。


参考