はじめに。
市場に存在する多くのβ-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)商品は、どれも含有量を表示しています。しかし、表示されているのはβ-グルカンの重さであり、β-1,3-1,6-グルカンの重さではありません。
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第二章| ソフィβ-グルカンのすべて
5. ソフィβ-グルカンは他のβ-グルカンと何が違うのか?
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市場に存在する多くのβ-グルカン(β-1,3-1,6-グルカン)商品は、どれも含有量を表示しています。しかし、表示されているのはβ-グルカンの重さであり、β-1,3-1,6-グルカンの重さではありません。
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現在の測定法では、β-1,3-グルカンも、β-1,4-グルカンも、β-1,3-1,6-グルカンもすべて検出されてしまうため、商品に含まれるすべてのβ-グルカンの総量しか量ることができません。
つまり、市場に存在するβ-グルカン商品の含有量というのは大きな意味を持つものではありません。β-グルカンは食物繊維ですが、食物繊維としての重さが知りたい場合は意味がありますが、免疫をサポートする成分の量を比較するという場合においては意味がないと言えます。
ソフィβ-グルカンの商品は、特許技術を確立しているためβ-1,3-1,6-グルカンの重さのみを測定することができます。
実際にはβ-1,3-1,6-グルカンの中のBRMGだけが免疫をサポートする機能性をもちますが、ソフィβ-グルカンの場合はBRMGのみを産生する微生物で作られているため、 β-1,3-1,6-グルカンの重さがそのままBRMGの重さになります。
参考
ソフィβ-グルカンは、黒酵母(アウレオバシジウム)で作られているため、他の黒酵母商品もβ-1,3-1,6-グルカンの含有量が正確なように思えますが、実際にはそうではありません。
β-1,3-1,6-グルカンの含有量の測定方法は特許技術であり、ソフィβ-グルカン以外の黒酵母商品はβ-1,3-1,6-グルカンの含有量を測ることができません。
例えば、商品の含有量を確認した場合に、ソフィβ-グルカン以外の商品には、「β-グルカン ○○mg」と記載されているはずです。
正確なβ-1,3-1,6-グルカンの含有量を測ることができないため、代わりにβ-グルカンの総量が表示されています。
逆に、ソフィβ-グルカンの場合は、はっきりと「β-1,3-1,6-グルカン ○○mg」と記載されているか、「特許第5467251 β-1,3-1,6-グルカンの定量法による分析値」というような注意書きが記載されていたり、「BRMG ○○mg」と記載されているはずです。
表示方法が規制されているわけではないので、商品によって様々な表示がされています。