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TOP > 自分で作った病気は、自分の力で治すもの。
生活習慣やストレスなどで慢性的に弱ったカラダによって作られてしまった大きな病気は自分の力で治さなければなりません。
現代人の主な死因となる病気が該当します。
つらく苦しい思いをしても、何度でも再発する。
つらい薬の副作用に耐えて、やっと治ったと思っても、また再発することがあります。
カラダの一部と引き換えに病気の原因をカラダから取り除いても、時間が経つと再発することがあります。
病気そのものは、人間のカラダでしか治せない。
現代の主な死因は、がん、心疾患、肺炎、脳血管疾患です。これらは、カラダにとって異物となるものが増えてしまった病気と言えます。異物とは、ウィルスや細菌などの病原体、異常細胞、血管内を詰まらせるものなどです。
カラダには異物を除去する機能があり、異物が増え病気になるのを防ぐシステムが備わっています。
カラダの機能が正常に働いている場合は、病気になる前に異物は除去され、病気になることはありません。しかし、もし、カラダの機能が弱っていたら、病気から守り切ることができなくなり、その結果として病気になります。
病気から守るカラダのシステムが弱るから病気になる。
病気から守ろうとするカラダの機能が一時的もしくは慢性的に弱った状態が続くことで病気は作られます。つまり、病気の根本原因とは、生活習慣やストレスなどによって、弱ったカラダの機能そのものにあると言えます。
先天的な病気など特別な場合を除き、多くの病気は、生活習慣によって生み出されるものです。
人間のカラダは、自然の中で生活することを前提として進化しているため、それからズレればズレるほど本来の機能を果たせなくなります。
具体的には、運動不足であったり(筋肉量の低下)、カラダに悪いもの(添加物や薬など)を食べたり、野菜を食べなかったり※、十分な睡眠をとれなかったり、人間関係のストレスなどが、本来の自然界とのズレになります。
※腸は食物繊維を摂取することを前提とした器官です。
健康でごく一般的な人がなる病気は、主に2パターン。
カラダの機能が弱ることで病気になりますが、一時的に弱っているのか、慢性的に弱っているのかで、大きく2タイプに分けることができます。
例えば、風邪や食中毒など、ほとんど普段はなることのない病気でも、一時的にカラダの機能が弱っていれば病気になってしまいます(仕事が忙しかったり、カラダに無理をした時など)。
例えば、がんや心臓病など、異物が蓄積することで生じてしまうような大きな病気。異物を薬で小さくしたり、手術で除去したとしても再発する場合が多い病気です。慢性的なカラダの機能低下(根本原因)を改善しない限り、問題は解決しません。
慢性的な機能低下で生じた病気は、自分で治さなければならない。
一時的な機能低下による病気の場合は、安静にし、しっかり休養をとり、時間とともに機能が回復すれば、多くの場合自然に治っていきます。
慢性的な機能低下による病気の場合は、弱ったカラダの機能を強くする必要があります。つまり、慢性的にカラダの機能を弱らせている生活習慣(運動・食事・睡眠のサイクル)やストレスを改善しなければなりません。
結局、自分で作り上げてしまった病気というのは、自分のカラダの力を強くすることでしか治すことができないと言えます。強いカラダの機能を保ち続けることで、自然に病気は治るようにカラダはできています。
※先天的な病気など特別な場合は除きます。