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WHO(世界保健機関)において定義されるこれからの新しい考え方。
WHO:世界保健機関は、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関である。略称は英語式と仏語式で異なる。 1948年設立。本部はスイス・ジュネーヴ。
自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てする。
「セルフ・メディケーションの定義」
厚生労働省ホームページより抜粋。
自分勝手な健康法を行うことではありません。
全く医師に頼らないということではありません。また、急性期医療や救急体制の整備、高度先進医療を否定するものではありません。
現在、日本は2つの問題を抱えています。
多くの国民が、病気になったらすぐに病院に行くことで、国民医療費は年々増えています。
患者の数が多すぎて、一人一人に対応できる時間も減らさざるおえなくなり、医療の質は低下しています。
セルフ・メディケーションの目的は、医療費削減と、医療の質の向上。
本当に必要な患者に、質の高い医療を提供できるようにすること。
生活習慣の改善により、多くの病気は自然に治る。
日々の生活習慣が、病気の根本原因です。
多くの病気を治すのに、特別なことは何も必要ではありません。
病気の根本原因を改善しなければ、病気は治らないし、何度でも再発する。
セルフ・メディケーションとは、
最も効果のあることを、国民にしてもらうことが最大の目的。
クスリを飲んだり、サプリメントを飲んだりするよりも、生活習慣の改善の方が、はるかに効果があります。
私たちは、病院は病気を治してくれる場所だと思っていますが、医師たちの考えは違います。
病院は、つらい症状や病気の進行を、一時的に止めてもらうための場所。
今も昔も、医療の役割は、あなたが病気を早く治せるようにサポートすることです。病気自体を治すことではありません。
結局、自分で作った病気は、自分で治さなければならない。
病気を治すということは、生活習慣を正すこと。
病気になってしまう生活習慣を改善しない限り、本当の意味で、あなたの病気を治すことはできません。