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TOP > こんな人に、こんな時にも。 > 手術後も早く元気になろう。
手術でダメージを受けたカラダが早く回復できるように。
本来、明確な治療手段である手術そのものが生体に不利益をもたらすことは100年以上前から指摘されています。術後に生じる諸問題は、カラダの機能の低下であると考えられています。
Velpeau(1795~1867)は手術でがんを切除することがむしろ腫瘍の発育を刺激してしまうことを警告し、Chadbourneは1899年、手術後の免疫力が麻酔薬によりさらに減弱する可能性を示唆しています。
手術自体のストレス、出血、心拍出量減少による血圧低下は、臓器組織レベル、細胞レベルでの低酸素症を引き起こし結果として、病気から守ろうとするカラダの機能自体が全身性に低下します。その他、術後の低体温や輸血、麻酔薬の影響によっても低下します。
カラダの機能低下は、術後5日間ほど続くと言われています。
参考)周術期管理と免疫機能 Anesthesia21 Century Vol.12 No.3-38 2010 (2395)
手術で弱るカラダを
強くしよう。
手術によって弱ったカラダで合併症などが起こらならないように。
病気から守ろうとするカラダの機能自体が低下すれば、病原体(ウィルスや細菌)の増殖を抑え込むことができずに、病気を発症するリスクは高くなります。
普段であれば問題にならないような日和見感染などの合併症のリスクも高まります。
病気の原因を取り除くことが手術の目的ですが、その手術によって病気自体を抑え込んでいたカラダの機能が低下することで、逆に病気そのものを再発させてしまう場合もあります。
特に高齢者や、カラダの機能低下が原因である病気ほど転移・再発のリスクは高くなります。
まとめ
術後の経過が悪くならずに、早く退院できるように。
カラダを強くして
手術に臨もう。
規則正しい生活習慣(運動・食事・睡眠)とストレスの発散が基本です。万全の健康状態で手術に臨みましょう。
免疫抑制剤などを使用するような疾病や治療の場合は、カラダの機能を強くすることが良くない場合もあります。