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できるだけ自分で
病気を治そう。


待ってお薬!
薬はリスクを伴う。


市販薬でさえ副作用はあります。

お薬の良い効能ばかりに目が行きがちですが、程度の差はあるにしても、どんなお薬でも何らかの副作用が存在します。

市販薬によるものと疑われる副作用報告
市販薬によるものと疑われる副作用報告

出典:厚生労働省 医薬品・医療機器等安全性情報No.293 p.4 表1薬効群別副作用症例数の状況 平成19年から平成23年度の5年間に報告された市販薬の副作用報告数は合計1220例で、毎年250症例前後報告されています。そのうち、死亡例は24例、後遺症が残った症例は合計15例でした。



薬の副作用で、つらく苦しい思いをしないように。


カラダを強くして
病気を治そう。

人間
人間

たくさんの薬で余計な問題が起こらないように。

高齢者では複数の病気の治療により、多種類のお薬を服用することが多くなり、同系統の薬の重複や飲み合わせ(薬物相互作用)による副作用も起こりやすくなります。

さらに、年齢が高くなれば薬をカラダから出す機能も低下するため、その影響はさらに大きくなります。

薬
薬

年齢とともに体は変化し、お薬は体に溜まりやすくなります。特に高齢者では、薬を分解したり排泄したりする肝臓や腎臓の機能が低下するため薬が体に残りやすくなり、強く効きすぎたり、副作用が現れやすくなったりします。



将来の発がんリスクを軽減するために。

本来はカラダに入るべきではない化学物質をカラダに入れれば、発がんリスクは高くなります。同じ化学物質である薬だけが例外なわけではありません。

国際がん研究機関(IARC)による発がん性リスクの一覧には、アスベストやタバコをはじめ薬も入ります。



ずっと薬を飲み続ければ、病気が治るというわけでもないから。


薬で応急処置をしたら生活習慣を見直そう。



薬で病気を止め続けても、病気は治らないから。

薬を飲むことで楽になったり、病気の進行は一時的に止まりますが、カラダそのものは薬を飲む前と何も変わっているわけではありません。特に大きな病気ほど治らない場合があります。

病気になるまで弱ったカラダを、病気を抑え込める強いカラダに変えなければ病気はなかなか治っていきません(特に大きな病気ほど)。










切ったら二度と戻らない。
自分のカラダは大切に。


決断は慎重に。

大きな病気によっては、自分のカラダの一部を切除しなければならない時がありますが、その際は慎重に判断を下す必要があります。それは、あなたのその後の人生の質を大きく低下させる可能性があるからです。

手術
手術

失ったカラダにより、これまでの生活が一変する場合もあります。一生続く慢性的なストレスは非常に大きく耐えがたいものです。ただし、肝臓のように切断後も再生する臓器もあります。



できるだけ、カラダを切除せずに問題を解決できるように。


弱ったカラダを
強くしよう。



病気の再発で、何度もカラダを傷つけないために。

手術で病気を取り除いても、何度も病気が再発することがあります。取り除いた病気というのは、病気の原因の末端であり、その上流の根本原因を解決しなければ問題は再発します。

ガン細胞
ガン細胞


根本的な原因を解決しよう。

病気の根本原因は、病気を抑え込めないほどに弱り切ったカラダそのものにあります。手術をすれば、病気を抑え込めるカラダに変わるというわけではありません。

手術後もカラダは弱いままであり、何もカラダの状況は変わっていないため再発を繰り返してしまいます。










まとめ



結局、自分で作った病気は、自分で治さなければならない。


本来、病気を治すのは
人間のカラダだから。



病気を治すとは、弱ったカラダを強くすること。

先天的な特別な病気は別として、病気になるということはあなたカラダが非常に弱った状態です。運動をしたり、食生活を見直したり、ストレスを発散したりと、あなたが元気になる方向へカラダをもっていかなければ、いくら治療で病気を食い止めたとしても、何度も病気は再発してしまいます。

薬や手術などの治療を施してもらうことだけが病気を治すことではありません。